高い演技力で現在多くの映画やドラマに引っ張りだこの女優・吉川愛さん。
引き込まれるような演技もさることながら、バラエティ番組などで見せる笑った時のあどけない感じがかわいい印象がありますね。
そんな吉川愛さんですが、実は子役出身の女優さんなんです。
子役時代には数多くの作品に出演されていて、その当時から高い演技力に注目されていました。
そんな吉川愛さんが子役時代にどんな演技力だったのか、現在はどうなのか気になる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、吉川愛さんの子役時代の演技力と現在の演技力について調査して参ります!
更に、子役時代から現在までに出演されていた主な作品をまとめて紹介します。
【吉川愛】子役時代と現在の演技力とは?
吉川愛さんは演技力が高く評価されている女優さんで、現在は多くの作品に出演されています。
実は子役としても大活躍されていた経歴があり、その当時がら演技力に定評がありました。
子役時代は本名の「吉田里琴」として活動されていました。
一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
そんな吉川愛さんの子役時代はどんな演技力だったのでしょうか。
現在の演技力も一緒に紐解いていきます!
子役時代の演技力
吉川愛さんは2002年の当時3歳の時に芸能界入りをされています。
それから2年後の5歳の時にコカ・コーラ「爽健美茶」のCMで本格的に芸能活動をスタートされています。
デビューから2年の空白の間はなかなか芽が出なかったようで、オーデションを200回も受けられていたそうです。
その後、2006年に放送されたWOWOWドラマ「対岸の彼女」で女優デビューを果たされました。
初出演のドラマだったのですが、子供特有の駄々こねたり喜んだり泣いたりと喜怒哀楽の演じ分けを見事にされていました。
子供らしい自然体な姿を見事に演じられていて、初出演ながら大いに存在感を出されていて華々しいデビューとなりました。
特に泣きの演技では定評があったようで、視聴者を釘付けにされていたようです。
その後、演技力が高く評価され数多くの作品に出演されていきました。
出演されていった作品を見ていると、共通していじめっ子やわがままで強引な子供の役を多く演じられている印象があります。
その中でも特に、「夜行列車」でのいじめっ子の役がインパクトがあったようでかなり話題にもなっていました。
ドラマ「夜行列車」は、高級住宅街・ひばりヶ丘に引っ越してきた遠藤一家がその街の人からさまざまな嫌がらせを受けていくというシリアスで影のあるようなストーリー展開となっています。
その中で吉川愛さんは、杉咲花さん演じる遠藤家の娘・遠藤彩花をいじめる女子中学生・村田志保を演じられています。
杉咲花さん演じる彩花とは小学生時代からの同級生で仲が良かったが、とあることがきっかけで中学生になってからいじめていくという、性格や感情の切り替わりが難しい役どころを演じられていました。
この吉川愛さん演じる志保という役がなかなかの威圧感のあるいじめっこで、見下すような怖い目つきが視聴者を思わずゾクっとさせるようなリアリティーのある演技で話題となりました。
このように吉川愛さんの演技力がうますぎて凄いとの声も多くありました。
吉川愛さんの子役時代の演技の特徴としては、
・思わずゾクっとなるような目の動き
・表情や感情の豊かさが自然体
・動きにリアリティがある
・憑依性があり、演じているというよりはリアルにその役が存在しているような感覚になる
・台詞も違和感がなく自然体
・主演を飲み込むような圧倒的な存在感のある演技力
といったイメージがあります。
このように、子役時代は癖のある難しい役どころを演じられており、高く演技力を評価されていたことがわかりました。
現在の演技力
現在は22歳と大人になられた吉川愛さん。
演技において子役時代からの変化などはあったのでしょうか。
大人になるにつれて、子役時代にイメージの多い「いじめっ子」とは違いどちらかというとミステリアスな役やおっとりとした役などが増えたようなイメージです。
その中でも特に印象深いのが、清純派ヒロインを演じられた映画「ハニーレモンソーダ」。
この作品は、SnowManのラウールさん演じるクラスの人気者でレモン色の髪をした男子高校生・三浦界と吉川愛さん演じる地味で大人しくいじめられていた過去を持つ女子高校生・石森羽花の恋模様を描く内容となっています。
子役時代の「いじめられっ子」を演じられていたイメージとはかけ離れた、寧ろいじめられるような地味でおとなしい女の子を演じられているのですが、こちらも演技が自然体でうますぎると話題になっていました。
このように吉川愛さんの自然体な演技に引き込まれた人が多かったようです。
さらに、この作品での演技が評価され日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞されました。
吉川愛さんの現在の演技力の特徴は、
・大人になったからこそのさらに理性と本能を深く考えた自然体な演技
・子供の時の喜怒哀楽な表現とは違った大人特有の感情の変化をリアルに表している
・子役時代よりも演じる役の幅が増えて、どの役にも自然に憑依できる
・ミステリヤスな役が吉川愛さんの演技によってより謎めいた人物になり視聴者を惹きこませる
といったイメージがあり、子役時代同様に高い演技力を持たれている印象です。
子役時代から比べると、その時の役の年齢に合わせて自然体な演技をされていってるようなイメージがあり、現在はどちらかというとミステリヤスな謎めいた役や、清純派なヒロインの役など子役時代の吉川愛さんの役のイメージとはかけ離れた役柄が印象的になったように思われます。
一度芸能界引退した理由
子役時代から大活躍されていた吉川愛さんですが、一度芸能界を引退されていたことがあります。
2016年に学業を優先するために芸能活動を停止し、引退されています。
引退された当時は、「芸能界の仕事には一切の未練もない」と潔く決断されていたようです。
引退後はずっとやりたいと思っていたバイトを始めたそうでパン屋さんで一般の女子高校生として働いていたそうです。
しかし、辞めてから徐々に女優に戻りたいとの気持ちが出てきたようで、そんな時に偶然にもスカウトされたとのことです。
スカウトしたのは大手芸能事務所「研音」の人で、吉川愛さんが子役時代に活躍していた吉田里琴とは気づかずに声をかけたそうです。
スカウトされてことで、さらに女優に戻りたいとの気持ちが強まったそうで、現在は研音に所属し女優としてさらにキャリアを積まれています。
【吉川愛】過去に出演していた話題作品まとめ
ここまで吉川愛さんの演技力について紹介してきましたが、子役時代から数多くの人気作品に出演されています。
そのため、一度は見たことがある方も多いかと思います。
そんな吉川愛さんがこれまでどのような作品に出演されていたのか、主な作品をまとめて紹介していきます!
メイちゃんの執事(吉田里琴名義)
2009年に放送された榮倉奈々さん主演ドラマ「メイちゃんの執事」。
IQ1600と驚異的な能力を持ち、幼いながら高校生へと飛び級した天才児・麻々原みるくを演じられています。
こちらのドラマで共演されていた鈴木亮平さんと日本アカデミー賞で再会されており話題となりました。
ホタルノヒカリ(吉田里琴名義)
2007年にシーズン1が放送されその後2010年に続編も放送放送されたドラマ「ホタルノヒカリ」。
2012年には映画化もされている人気作品です。
綾瀬はるかさん演じる、恋に仕事に華やかであろう20代の人生をぐうたらに過ごす「干物女」の主人公・雨宮蛍の幼少期を演じられています。
ひみつのアッコちゃん(吉田里琴名義)
2012年に公開された映画「ひみつのアッコちゃん」。
10歳の女の子が鏡の精からもらった「魔法のコンパクト」で22歳になって恋や仕事に立ち向かうファンタジーストーリーで、主人公の加賀美あつ子の10歳の姿を演じられています。
こちらの作品もホタルノヒカリ同様、綾瀬はるかさんの子供時代を演じられています。
初めて恋をした日に読む話
2019年に放送されたドラマ「初めて恋をした日に読む話」。
横浜流星さん演じる男子高校生・由利匡平に恋をする役で、ぶりっ子で何においても「られたされた」と自分に責任感を持たない女子高校生・江藤美香を演じられています。
虹色デイズ
2018年に公開された映画「虹色デイズ」。
佐野玲於さん演じる男子高校生の主人公・羽柴夏樹が恋をする、ちょっぴり天然なところがあり大人しめな女子高校生でヒロインの小早川杏奈を演じられています。
明日、私は誰かのカノジョ
2022年に放送されたドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」。
レンタル彼女としてお金を稼ぐ、どこかミステリヤスで孤独な主人公・雪を演じられています。
まとめ
今回は、吉川愛の子役時代と現在の演技力とは?一度芸能界を引退したのはなぜ?過去出演していたドラマや映画も!といった内容でお届けしました。
吉川愛さんは子役時代は本名の「吉田里琴」として大活躍されていた女優さんで、子役時代から高い演技力が評価されていました。
子役時代にはいじめっ子の役のイメージが強く、特に「夜行観覧車」では威圧的で見下すようないじっめこの役がリアルすぎて怖いと話題になっていました。
現在は芸名の吉川愛として活動されており、子役時代の「いじめっ子」のイメージとは違ったミステリヤスな役や清純派ヒロインの役などを多く演じられているようです。
大人になり、さらに感情の変化や思考などが難しい役どころも難なく演じられており映画「ハニーレモンソーダ」では高い演技力が評価され日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞されています。
子役時代から数多くのドラマに出演し、女優として確かなキャリアを積まれてきた吉川愛さん。
今後どのような役を演じていくのか、楽しみです!
コメント